2010年2月 4日 (木)

SONY スタジオ・シリーズ

70年代にSONYはスタジオシリーズと言うラジカセを発売していました。

ミキシングやらアフレコやらプロの真似っこが出来るラジカセですね。

わたしもスタジオ1775という機種を持っていました。

まあ、アフレコ機能があったので当時流行っていた英語のLL学習用に、って親に吹き込んで買ってもらってましたが・・・・。

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その時に家電店で一緒に貰ったのがこの冊子です。

 

表裏の2面構成の冊子で、表側がが劇画調SFの「The World of the SPECTACULAR studio1980Ⅱ」という作品。

 

何だかスタートレックを松本零士風にしたようなSFコミックです。

 

これを読めばスタジオシリーズが良く分かる!?

 

 

 

 

 

 

深宇宙探査のテスト航海・・・って設定が、スタトレっぽい。

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謎の物体(スタジオ1980)に向かう調査員にアンドロイドがいます。(新スタトレのデータ先取り?)

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カセットメカで「フルオートシャットオフ」の紹介が懐かしい。当時はこれでも新機構だったんですよね。

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この頃はラジカセもモノラル全盛。

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ラジオドラマも良く放送されていました。

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私もアニメージュの付録に付いていたガンダムのSEソノシートとBGMを使って、MSの戦闘シーンを作ったこともありました・・・。

 

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裏側は「スタジオミキシング絵巻」になっておりスタジオシリーズの活用方法や、放送劇「怪傑ケロ」のシナリオがあったりします。

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プレイ10にはスタジオ1775の特徴でもある、アフレコ機能の紹介がのってます。

まあミキサーがあれば語学用LL機でもできるのでしょうが。

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ここではSEの作り方を紹介。

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最後のページにスタジオシリーズの各機種の特徴がのってます。

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またSONYではスタジオプレイクラブなるものを作っていました。

もちろん私も会員になりました。

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会報が送られてくるぐらいで、特に活動もなく終わってしまったような記憶があります。

 

 

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2006年1月 5日 (木)

TRIO ハムニュース

TRIO(トリオ)と聞いて、懐かしいと思うか、何それ?、と思うかで無線・オーディオ愛好者の歳が分かるというものです。
TRIOというメーカーは、KENWOODの前身のオーディオ・無線機メーカーなのです。
その沿革を、同社のHPから一部抜粋したのが、これです。

1946年、ラジオの修理や組み立てを生業に長野県赤穂で産声をあげた当社は、周囲を山々に囲まれて電波が微弱な環境を克服し、高性能な高周波コイルを生み出しました。このとき培った高周波技術は、FMチューナーやアマチュア無線機器を開発する礎となり、やがて当社は事業領域を家庭用・車載用オーディオ事業や業務用無線機器事業へと発展させていきました。また、ビジネスエリアも日本から北米や欧州、アジア・中国、東欧・ロシア、中南米、中近東へとワールドワイドに展開してきました。
トリオ時代(1960年~1986年)には、世界一の評価を受けたFMチューナーの商品化に続いて、業界で初めてオーディオのトランジスタ化に踏み切るなど、本格的なオーディオ専門メーカーとしての発展を遂げました。そして、家庭用オーディオ分野で培った高度な技術を活かして、1980年にカーオーディオ分野へ、1982年にはポータブルオーディオ分野へ参入し、現在の「音のエンターテイメント」の基盤を築きました。
1986年には社名を現在のケンウッドに変更し、「音と通信のケンウッド」として、音響分野はもとより、無線機器分野でも事業を拡大するとともに、デジタル、ネットワーク、IT技術の進展にあわせてカーナビゲーションシステムや携帯電話機などの新しい分野へも積極的に進出していきました。

そんな事で、中学生の頃に、アマチュア無線機の2大ブランドと言えば、「YAESU」と並んで「TRIO」が挙げられました。
当時、近所の無線屋で良く貰っていたのが、下のTRIO・ハムニュースです。
(この無線屋さんは、当然アマチュア無線専門店なんですが、今思えば普通の住宅街にあって良く商売が成り立っていたなと・・・、今もあるかは不明です)

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昭和52年5月発行

(なぜか、ランラジオのページの間に挟まってました)
 

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2005年10月18日 (火)

DJ人気ランキング

ランラジオ」で昔やっていた、DJのランキングを紹介します。

まず1977年のNo.4号です。

  1. 笑福亭鶴光
  2. 大橋照子
  3. 小島一慶
  4. 高島ヒゲ武
  5. タモリ
  6. つぼイノリオ
  7. 浜村 淳
  8. 谷村新司
  9. せんだみつお
  10. 柏村武昭

1位の鶴光は「オールナイトニッポン」で当然。
2位の大橋照子さんはBCLブームを受けてこれも順当なところ。
3位の一慶さんも「夜は友達」でこれまた当然。

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これが3年後の1980年発売のNo.2号(増刊号 DJ名鑑)ではどうなるか、

  1. 大橋照子
  2. 斉藤洋美
  3. つぼイノリオ
  4. 笑福亭鶴光
  5. 谷村新司
  6. 中島みゆき
  7. 所ジョージ
  8. 松山千春
  9. 中山恵美子
  10. タモリ

更にベスト50の中で気になる人をピックアップすると、

 15.イルカ、 17.小島一慶、 19.ミスターデーブマン、 36.平野文、 40.沢田聖子、 44.吉田照美

といったところでしょう。

1位、2位がラジオ短波系で占められたのは、やはりBCLブームの煽りと「ヤロメロ」人気でしょうか。
36位に当時25歳、ラムちゃんの声でお馴染みの平野文さんが、声優デビュー前で入っています。
40位の沢田聖子さんも、個人的には歌が好きだったので注目してました。

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2005年9月 9日 (金)

緊急指令10-4・10-10

DSCF2719私がBCLに走るちょっと前に、CB無線に興味を持ちSONYの「リトル・ジョン」シリーズのCB無線機が欲しかったことを覚えています。

 

 

 

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なぜCB無線かと言うと、当時テレビで「緊急指令10-4・10-10(きんきゅうしれい テンフォー・テンテン)」という番組が放映されており、その中でCB無線が大活躍をしていたからです。

放映は当時のNET(現テレビ朝日)で、1972年から1973年にかけて毎週夜7時30分から放送されていました。

円谷プロ製作でしたが番組中で良くCB無線用語が出てきてそれがかっこ良かったんだと思います。

ちなみにタイトルにもなっている「10-4」「10-10」はCB無線用語では、「10-4」(テンフォー)は「了解」、「10-10」(テンテン)は「通信終わり」を意味する略語です。

結局リトルジョンを手に入れることは出来ず、おもちゃのトランシーバー(006P、9Vの角型電池を使うやつ)を買ってもらって遊んでいました。

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2005年8月17日 (水)

ランラジオ

rr1977わたしの場合、短波放送の受信で始めたBCL(と言っても私の場合、もっぱら海外日本語放送のみでしたが)が、次に移行したのが中波の国内放送遠距離受信でした。ちょうど中学生となり中波の深夜放送(オールナイトニッポンなど)を聞く年頃となっていたので、まさにつぼにはまった状態で毎晩遅くまでラジオにかじりついていました。

始めのうちはラジオ内蔵のバーアンテナで、本体の向きを変えることによって受信したい放送局に狙いを定めていたのですが、ラ製を参考にいつの間にか部屋の中に、自作のループアンテナを作って本格的に中波受信を始めていました。いっぱしの中波DXer気分です。

そこで問題になったのが、周波数直読の出来ないスカイセンサー5900で、今受信しているのがどこの局なのか?と言う事でした。
ステーションジングルがかかるまで待って聞けば分かるのですが、状態が不安定な場合そこまで聞い
ていられず、即断したいと言う事も度々ありました。

そこで購入したのが「ランラジオ」です。この本は国内中波放送の番組表を全て網羅した季刊誌でした。
これを読めばその時受信している番組内容で、どこの局か確定できました。

1977年の懐かしのラジオ番組表はこちら→http://gomiction.cocolog-nifty.com/photos/runradio/index.html
(取り敢えず、関東・関西・北海道・九州・沖縄の代表局のみです)

1980年の懐かしDJはこちら→http://gomiction.cocolog-nifty.com/tanukihome/2005/10/post_5d2e.html

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2005年8月 3日 (水)

ラジオの製作

1977radioseisaku BCLを始めてしばらくすると、今まで本屋で置いてある事にも気がつかなかった、「ラジオの製作」という雑誌を手に取った。

表紙に、BCL・ハム・オーディオ・エレクトロニクスの入門誌と書いてあり、特に「BCL」の文字が目に入ったらしい。しかしこの本を読み始めたおかげで、BCL→SWL→HAMという、お決まりのコースを進んでしまいました。

ちなみに「ラジオの製作」と言う雑誌は、電波新聞社が発行していた(1999年休刊)エレクトロニクスと無線・ラジオ関係、後にマイコンからパソコン・インターネットといった記事を、メインにした雑誌です。

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そのほか電子部品を使った工作の製作記事が多数載っており、夏休みの技術家庭の宿題には電子工作をして提出した覚えがあります。

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広告のページも良くチェックしていました。

(これは秋葉原の角田X1の広告。30年近く前に各社のBCLラジオがこの値段だったとは。結構高価だったんですね、やっぱし)

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2005年7月21日 (木)

カタログ集め

この間の3連休を利用して、実家のゴミ片付けをしてみました。

DSCF2720昔SONY SHOPに通って集めまくった、SONYのカタログがどっさり出てきました。

(いったい何百枚あるのか?)

そもそものきっかけは、小学生のときにはまったBCLです。

BCLと言う趣味が今も日本にあるかどうか分かりませんが、BCLとはBroadcastingListenerの略で、放送全般を聴取する趣味のことを意味します。しかし当時のブームでは主に海外からの短波放送を受信する趣味の代名詞になっていました。

放送を受信してそれを報告書にして(内容はもちろん、受信状態について5項目5段階評価したり)放送局へ送ると、べりカード(受信証明書)を送ってもらえました。

このべリカードが海外ならお国柄、国内なら地方色を反映した写真やイラストが印刷されており、それを収集するのも楽しみの一つでした。

私も当時としては比較的高価だった、短波受信の出来るラジオを買ってもらいました。

それはSONYのスカイセンサー5900です。この後すっかりSONY信者となり、白物家電以外は殆どSONY製品を買うようになってしまいました

DSCF2711 ←これがスカイセンサー5900

多少のガリがあったりしますが、 こいつは今でも現役で働いています。

主に朝の目覚ましラジオですが・・・。(オプションの専用タイマーはとっくに壊れてしまい、今は外部にSONYのオーディオタイマーを使っています。これも25年ものですが)

カタログからすっかり話がそれましたがSONYのカタログって、30年前から表紙や中身のレイアウトがあまり変わっていないんです。

つまり昔から完成されていたってこと?

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1976年3月発行のカタログ

 

 
 

 

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2004年3月発行のカタログ

 

 

 

あんまり違和感ないでしょ。

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